Google Doodleは、ご存知のとおり、Google検索ページのロゴがときおりイラストに変わり何かその日に起きた出来事を記念するという仕掛けだ。最初のDoodleはすでに1998年に登場しており、Googleロゴのoの文字の後にバーニング・マン・フェスティバルのロゴが配置されるというシンプルなものだった。バーニング・マンというのは夏休みにネバダの砂漠にお金が存在しない臨時の町をつくり、参加者が力を合わせて生活するというフェスティバルで、シリコバレーでとても人気がある。 さて米国時間7月3日のDooleは、7月4日の米国独立記念日がテーマだ。たぶん今日と明日の当日くらいしか公開されないと思うが、今回は米国を代表するスポーツ、野球がゲーム化されている。大変よくできており中毒性が高い。キャラのアニメはもちろん、サウンド、BGMつきだ。 試してみたいならGoogleのホームページを開くだけでいい。住んでいる地域で表示されない場合、このページからアクセスできる。 ゲームの仕組みはいたってシンプルで、三角アイコンでゲームがロードされ、バットのアイコンでスタートする。ピッチャーがボールを投げてきたらタイミングを見計らってアイコンを押す。バッターはホットドッグ、ケチャップ、フライドポテトなど野球場でおなじみの面々だ。バットがボールを捉えると結果が表示される。スリーストライクでゲームが終了する。 面白いのはピッチャーの球がどんどん難しくなること。最初の2、3球はバットを振れば当たるがその後ピッチャーはカーブやナックルボールを投げてくる。球筋が見えなくなる魔球も登場する。 カジュアルゲームに革命をもたらすようなものでないことは確かだが、楽しいし、無料で誰でもプレイできる。ともあれ明日は米国中お祭り騒ぎで仕事は休みだから肩のこらないゲームでリラックスしてはどうか?ことにFacebook、Instagramなど普段読者の時間を食っているであろうサイトの動作不安定があちこちで報告されている折から、Doodleでゲームをプレイするのは休暇前のヒマつぶしに好適かもしれない。 [原文へ] (翻訳:滑川海彦@Facebook)

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 フロントディレイラーが少しガタガタしているのと微妙な調整がしにくくなってきたので、交換することにしました。しかし、同じモデルがすでになく、オークションを探しましたが、上引きしかなく下引きがありませんでした。仕方なく上引きを購入して、下引きにすることにしました。これが前回予告していた問題です。 【参考】上引き:シフトワイヤが上から引き形式、下引き:シフトワイヤが下から引き形式  シフトワイヤを留めているネジを緩めて、ワイヤを外す。  このモデルはチェーンを切らずに、フロントディレイラーのネジを取るとチェーンを抜くことが出来るのが特徴で、最新モデルにしないのはこれが理由です。モデルは、FD-M750です。  分解するときに分かったことですが、このネジが緩んでいました。長年使い込んだので、少しガタがあり交換することにしました。  外したフロントディレイラーを並べてみました。これから2つを分解して、上引きと下引きを入れ替えます。 あくまで、自己責任で行いますので、技術的に自信のない方は真似しないでください。また、分解するとメーカー製造責任の保証もなくなります。  分解した状態です。  上引きと下引きを決めている部品で、形状が違います。  上引きと下引きでコイルバネも形状が違います。これで、上の部品と左のバネをセットで入れ替えます。  入れ替えを完了したフロントディレイラーです。無事、組み上がって一安心です。あとは、フレームに取り付けて、調整することになります。  取り付けのポイントは・チェーンガードがある場合には、一旦、外します。・まず、チェーンリンクと平行になるようにします。・次に、チェーンリンクの歯とギャップが1~2mm程度になるようにする。・ここで仮止めして、手でフロントディレイラーをトップ側(大きいギア)にして、歯とチェーンガイドに当たらないか確認する。・微調してフレームに取付けて固定します。  ロー側(小さいギア)で、シフトワイヤが少し張る程度で仮止めしてから、ロー側(大きいギア)にシフトできるか確認します。 ロー側とハイ側をきちんとシフトするかを微調していきます。最後に、シフトレバーのアジャストを回してミドルレンジを調整して完成です。 この調整作業中では、リアのトップ側とロー側の切替を交互に盛込んで調整していきます。 【修正】トップ側とロー側の表現を使用説明書に合せて修正しました。  私にとってはフロントの方が構造は簡単ですが、リアディレイラーを調整よりもフロントディレイラーの方が調整は難しいように思います。

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INNO Day 2021イベントで、OPPOがモノクル型のウェアラブル情報端末 Air Glass を発表しました。 Air Glass はメガネのつる部分に取り付ける棒状の本体と、蝉の羽のようなアイピース / 表示部からなるデバイス。 OPPO独自開発の超小型プロジェクター Spark Micro LED Projecterで、高輝度・単色256階調の画像を着用者の視野に重畳します。 OPPO Air Glass 用途はテレプロンプターやナビゲーション、通知や翻訳など、文字やアイコン中心の実用的な情報表示。OPPOではこれを「アシステッドリアリティ」、aRと称しています。 […]

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改めまして、明けましておめでとうございます。 今年も当ブログをよろしくお願いいたします。 さて、新年1発目の制作記は昨年から制作を開始したR34 GT-Rです。因みに前回までお題を「タミヤ1/24 ニスモR34 GT-R Z-tune制作記」としていましたが、「タミヤ1/24 ニスモR34 GT-R Z-tuneを作る」に変更しました。まぁ、気分的なものですが(笑) 前回はシャーシをちょっと塗装したくらいでしたね。今回はその続きからです。 まずはディスクブレーキを作りました。ディスクは純正D.UPパーツセットのエッチングを使いました。 ディスク面はパッドのアタリを再現するため、ルーターの丸ノコに径の合うのがあったのでそれに両面で貼り付けて、#600の神ヤスを当てながら回転させて再現しました。 キャリパーを先に塗装してマスキングしました。 フロント リア フロントのロワアームはシルバーなのでマスキングして吹きつけ塗装しましたがマスキングが厄介ですた。 それからリアに付くデフオイルクーラーもセットのエッチングを使いました。折り曲げてパーツに被せるようにして接着します。 因みにこのパーツ、タミヤにしては珍しく接着位置がはっきりした位置が分からずしかもイモ付け。そこでΦ0.6mmの真鍮線を軸にして取り付けました。 恐らくZ-tuneになった時に追加になったパーツで、最初から設定されていたパーツではなかったんでしょうね。 足回りとまふりゃ~も付いてシャーシがほぼ完成しました。 そしてインタークーラーのnismoもエッチングで塗装しました。 前面に貼るエッチングと、nismom●の塗装用テンプレートがセットされていますのでそれを使用しました。 位置を決めてマステで固定 まずミッチャクロンを吹いてから赤を吹きます で、赤をマスクして黒を吹きまする できた! いきなり内装になりますが、ABCペダルにもセットのエッチングを接着します。一番左のクラッチペダルはまだエッチング貼ってません。 今度はボディです。サイドウィンカーは一体成型なので、お湯まるで型を取ってUVレジンで複製しました。複製後モールドは切除! ということで今回はここまでです。 実は並行してRX-7の方も進めているので、明日にはRX-7の方をアップできるかもしれません。 ではまた!

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インスタメディア/コミュニティの「古着女子」や古着ECショップ連動型のインスタグラムアカウント「9090」などを運営するyutori。同社が6月、追加資金調達を発表した際に、「インスタグラムを軸にしたIP創出」に関するものと言及していた新規事業の詳細が7月5日、明らかになった。 yutoriが展開するのは、バーチャルインフルエンサーのみが所属するモデルエージェント「VIM(ヴィム)」。VIMでは、バーチャルインフルエンサーのプロデュース、マネジメントのほか、企業やブランドとのコラボレーションなどのサポートを行っていく。 米国では開発・投資が続くバーチャルインフルエンサー 「バーチャルインフルエンサー」の概念誕生は、インスタグラムに仮想セレブアカウントのLil Miquelaが登場した時点にさかのぼる。2016年4月に投稿が始まったMiquelaのインスタグラムアカウントは現在フォロワー数160万。“彼女”はPRADAやMONCLERなど有名ブランドとのコラボレーションに加え、自身のブランドやミュージシャンとしての活動も行っている。 「Miquelaプロジェクト」を動かすスタートアップ、Brudの企業価値は、最新の調達ラウンドで少なくとも1億2500万ドルと見積もられている。ほかにも“よりリアルな”バーチャルアバターの開発と投資が、米国では盛んに行われている(参考記事〈英文〉)。 日本人により親しみやすいキャラクターでは「バーチャルガール」immaが挙げられる。ピンクのボブスタイルのimmaの写真を見たことがある、という人も多いのではないだろうか。 今回VIMに所属が決まったのは、葵プリズムとuca(ウカ)の2名のバーチャルインフルエンサーだ。“彼女”たちに共通するのは「世界観」や「キャラ」の濃さ、精密さ。葵プリズムは「バーチャルギャル」、ucaは「バーチャルドール」と銘打っており、投稿で身に付けるファッションアイテムや撮影場所、コメントなどに“彼女”たちの好みや性格が反映されている。VOCALOIDの初音ミクが「何でも歌えるし何でも歌う」のと比較すると、一口にバーチャルなキャラクターと言っても対照的に感じられる。 「バーチャルギャル」葵プリズム 「バーチャルドール」uca 「インスタハックで服を売る」腹を決めた片石氏 「腹決めができた」。yutori代表取締役CEOの片石貴展氏は、古着女子アカウント開設から約1年半、会社設立から約1年を経た現在の心境について、そう語る。 2018年5月に元エウレカの赤坂優氏らから、同年10月には家入一真氏らが率いるNOWから資金調達を行ったyutoriは、今年に入ってさらにNOW、アカツキ、KVP、野口圭登氏、中川綾太郎氏を引受先とする第三者割当増資を実施した。 昨年10月の資金調達を機に「広く浅く、いろいろやってみた」という片石氏。だが「非IT出身で『インスタ起業』をきっかけにして、カルチャーやファッション、コミュニティをベースに事業を進めてきたところを、ITスタートアップの動向など情報量の多い中に入ることになり、自信が持ちきれずにいた」という。 その後「やはり、インスタグラムハックによって洋服を売る、というところが軸になる」と確信した片石氏。「インスタグラムによるファッションのコミュニティという基盤もあり、人材もいて、ECなども含めたノウハウもある。“古着”という世界観を踏まえながら、新品の洋服も売れると考えている。ファッションレーベルを生産基盤を持ってプロデュースし、他社とも協業していきたい」と、今後の古着事業の展開について述べている。 現在、古着女子をはじめ、同社が運営するインスタグラムアカウントの総フォロワー数は35万を超え、古着女子のフォロワーは現在でも毎日300〜500アカウントほど増えているという。2つあるECストアも毎月売上がアップして順調に推移し、いずれも継続的に数字を伸ばしているとのことだ。 「Tシャツなど型のあるアイテムについては、工場と提携して(新アイテムを)5日で発送できる体制も整備した。古着事業については数字はまだまだ伸びるので、ブレずにやっていこう、と話している」(片石氏) yutoriでは「コンプレックスをベースにポップなプロダクトをつくる」ところに核があると片石氏はいう。以前から古着を通じて「好きなことを好きと言う」「誰も恐れずに好きを体現できる」ことを目指してきた、片石氏らしい言葉だ。「(小柄な女性のためのブランド)COHINAとちょっと似ているかもしれない。メディアっぽいブランド展開は、ストリートブランドより再現性がある」(片石氏) バーチャルだからできる日本発インフルエンサー モデルエージェントのVIM立ち上げのきっかけは、2018年秋のことだと片石氏はいう。古着女子などの運営を通して「モデルとして服を着せたり、インフルエンサーのマネジメントをしたり、人のプロデュースもしたい」と考えていた片石氏だが「インスタグラマーでは、せっかく育ててきた人がより大きな事務所へ移るといったことも起こり得るので、よりウェットに攻めなければならない」と人主軸のプロデュースに難しさを感じていた。そんなとき、友人から前述したMiquelaについて書かれた記事を紹介してもらい、求めていたものだと考えたそうだ。 […]

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じつは2A3か6B4Gのシングルアンプを作ろうと思ってトランスを揃えていたのだが、現行品の2A3と300Bでは価格が数千円しか違わないことがわかった。つい魔が差してPSVANEの300Bを購入してしまった。 300Bはタマの形が好みではないことと、背が高すぎるために避けていた。でも300Bを沈み込ませて出力トランス(ケース)と高さを揃え、シンメトリーにして電源トランスを中央に持ってくればデザイン的に成立するのではないかと考えた。 真空管アンプビルダーとしては300Bは避けて通れない道だろう。あまり嫌悪せずに300Bシングルアンプを製作してみることにした。 電源トランスはエレキットの2A3シングルアンプ用のもので、ヤフオクで入手した。+B巻線は250V220mAで、300Bはバイアスが深いため自己バイアスでは電圧が不足する。なので300Bは固定バイアスとし、+Bは補助電源トランス30V0.2Aを使って嵩上げする。 OPTは東栄変成器のOPT-22S-Zで、タンゴのU-808を意識したものとなっている。DC重畳50mAにおける50Hzの1次インダクタンスを測定したところ17.2Hだった。 回路図を上記に示す。詳細は回路設計のキモに書いたのでご参照。初段はFETと6N23P(後にE88CCに変更)のカスコード、6N23Pのカソードフォロアで300Bのグリッドを直結ドライブする。 拙300Bシングルアンプのレイアウト図を上記に示す。シャーシは(株)奥澤のアルミO-40でW330mm×D220mm×H50mm、厚さは1.5mm。シンメトリー配置で補助電源トランスは電源トランスの後部に配置、トランスケースに入れた。OPTはゼネラルトランスのW200チヂミ塗装W100mm×D90mm×H120mmに入れた。 シャーシと裏蓋の穴開けは自分で行った。塗装はダークグレーマイカメタリックのマット仕上げとした。本当はツヤ出しでやっていたのだが失敗が重なり結局マットに落ち着いた。 OPTはケースに入れ、周りに厚紙を何枚も重ねて押し込んだ。OPTが動かなくなったらOK。 諸特性を上記に示す。周波数特性は4.3dBの軽いオーバーオールNFBで低域も高域も伸びている。歪率5%での出力は8.4W~8.5W。DFは5.9あり実用上は十分。残留ノイズは0.15mV前後で低い。詳細な特性はこちらを参照。 いつものようにブツ撮りをしたので画像を掲載する。 正面から。JJのE88CCの赤が目立つ。 シャーシサイドにはアクリル板をネジ止めした。300Bのバヨネットピンとシャーシ穴が干渉するので抜き差しには気を使う。あと5mm程度シャーシの丸穴が大きれば良いと思う。 シャーシ後面に電源スイッチを配置した。正面のパイロットランプの位置にしても、パーツの干渉が起こらないようにできたはず。 赤熱する300Bのフィラメント。 PSVANEの300BとJJのE88CC。 シャーシ内部。入力のシールド線は同軸ケーブルを使ったが、もっと細くてしなやかなら良いのに。フィラメント電源の3端子レギュレータ、+B電源のリプルフィルタFETは平ラグと共締めしているので見えない。 駄耳の私による試聴結果。出力は8Wあるので、ニアフィールドの小音量で聴いていても十分スケール感がある。低音はドスンと来るし、音色に透明感があり音場表現に優れるように思う。6N23PをJJのE88CCに替えてみたところ女性ボーカルがすこしハスキーな感じがするけど艶が乗る。こちらのほうが好みなのでE88CCに変更した。 電圧増幅管は6N23Pや6922、E88CCが使える。6DJ8やECC88はEp maxがリミットするので使えない。電源トランスは市販品ならゼネラルトランスのPMC-180Mが良いと思う。+B巻線は280V-0-280Vで使用する。

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Mozilla Foundation(モジラ・ファウンデーション)は米国時間12月13日、2020年の財務報告書を発表した。いつものように1年前からの同社の財務状況をよく知ることができるが、2021年初めて同社はより最近のデータも提供した。 最近のMozillaが、営利部門であるMozilla Corporation(モジラ・コーポレーション)の再編にともない、2020年に大規模な解雇を実施するなど、数々の困難な状況に陥ったことは周知の事実だ。主力ブラウザFirefoxも、かなりの技術的進歩にもかかわらず、Chromiumベースのブラウザが主流となっている市場で苦戦を強いられている。それでも、2020年のMozilla Corporationの売上高は、検索パートナーシップ(主にGoogleとの検索契約が牽引)、サブスクリプション、広告収入で4億6600万ドル(約528億円)となった。これは、Mozilla Corporationがこれらのソースから4億6500万ドル(約527億円)を得た2019年と基本的に同じだ。 2021年については、5億ドル(約567億円)超の売上を見込んでいる。 しかし、おそらく最も重要なことは、Mozilla VPNサービス、Firefox Relay Premium、PocketなどのMozillaの新製品やその他の商業的な取り組みが、ゆっくりと、しかし確実に成果を上げ始めていることだ。MozillaのエグゼクティブVPであるAngela Plohman(アンジェラ・プローマン)氏とCFOのEric Muhlheim(エリック・ミュールハイム)氏が12月13日の発表で述べたように、新製品の提供による売上は2021年150%成長し、2021年には売上の14%を占める見込みだ。Mozilla VPNサービスは、2020年から2021年にかけて450%の売上増となった。 それでも、2020年でのMozilla売上の86%は、Googleとの検索契約によるものだ。2019年の88%からはいくぶん下がっているが、どう考えてもMozillaはここしばらくGoogleに完全に依存していることに変わりはない。 売上源を多様化することはMozillaにとって、圧倒的なシェアを誇るChromeブラウザを展開しているために競争相手でもあり、Mozillaの全体的な哲学とはますます一致しないようになっているGoogleとの検索契約への依存度を下げる唯一の方法だ。 Mozilla FoundationのCEO兼会長のMitchell Baker(ミッチェル・ベイカー)氏は、同日の発表で次のように述べている。「広告が変化し、ウェブのビジネスモデルの将来が危ぶまれる中、私たちの価値観に合致し、当社を際立たせることのできる、新しく責任ある収益化の方法を模索してきました。Cookieの廃止とオンライン広告のエコシステムの見直しが必要だと考えてきました。そして当社は、人々を尊重しながら企業に価値を提供する、責任ある広告の新しいモデルに向けて業界をナビゲートする立場にあります。未来のための製品を作ることで、私たちは将来のためのビジネスを作っているのです」。 しかし結局のところ、Mozillaが必要としているのは、ブラウザであれVPNであれMozillaのサービスをより多くのユーザーに採用してもらう(あるいは戻ってきてもらう)ことだ。Googleの動機にユーザーがますます懐疑的になっていることや、MicrosoftのEdge […]

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 渡邊文樹という監督の周りには常にトラブルが絶えない。それも法的なものが多く、この映画に関するものでも、死因追及のためとはいえ、モデルとなった少年の墓を無許可で勝手に暴こうとしたりして、これだけが原因ではないものの、少年の遺族から訴えられていますし、また反対にTSUTAYAが渡邊の許可を取らずに、勝手にレンタルで貸し出しをしていたことに怒り、TSUTAYAを相手取って、訴訟を起こしています。  そもそもこの映画を上映するまでにもかなりの紆余曲折があり、もともと奥山和由プロデューサーが権力を握っていたころの松竹資本で公開されるはずでした。その時に奥山が示した条件は天皇、同和、警察に触れなければ、何を作っても良いというかなりラフで自由なものであり、予算として3000万円が手渡されました。  にもかかわらず、渡邊は約束を破り、旧家の部屋の壁に天皇家の写真を飾り付け、家の中心に据える。シーンとしては薄暗い部屋の中での10秒にも満たない小さなカットではありますが、観る者は瞬時に田舎ではまだまだ旧態依然としていて、そこでは天皇が家族を纏める象徴としての機能を受け持っていることを知らされる。  もちろん古いもののすべてを否定するのは間違っていると思いますが、渡邊的な解釈では悪しき因習として描かれている。半分ドキュメンタリーに近い撮影方法で、すべてのシーンで自然光を使い、ドラマ用の照明を使用せずに製作していることもあり、この家の照明がまたたいそう暗い。この家庭には明るさという戦後の家族にあるべき要素が皆無である。明治以来の伝統は残っているようではあります。  映画に説得力を持たせるのが素人俳優の起用で、素朴な彼らの演技とはいえないものの、本物の地元民を起用することで生まれる現実感は力強い。こういった使い方はロベール・ブレッソン監督の考えるモデル論にもあります。この映画の場合は予算が少ないというのが最大の理由でしょうが、方言丸出しで聞き取れない部分に字幕をつけるという発想はユニークでした。  ほとんどの方が視聴するのは困難と思いますので、人間関係やストーリー展開につきましても書いていきます。登場人物全体を俯瞰すると、場所は福島県の山あいの集落が舞台であり、ここには縫製工場を経営する本家の実力者がいて、そこの兄妹が近親相姦を行った果てに男子が生まれる。  村の風習では近親相姦による子は川に流す掟ではあったが、彼らはそうすることが出来ず、分家扱いの家に妹もろとも嫁がせる。月日が経ち、子は無事に成長し、嫁を迎えるが、近親相姦による子のためか、身体が弱く、長女はあったものの、彼の父親(血が繋がっていない。)は子孫を絶やさぬために、息子の嫁を孕ませて、男子を得る。  しかし、この子も乱れ切った、この集落の因果のためかは分かりませんが、知的障害を持ち、生まれてくる。身体の弱かった息子はこの物語の頃にはすでに亡くなっている。知的障害を持つ少年は中学生、姉は高校生となり、彼女は本家の跡取り息子と付き合い、妊娠してしまう。  その頃、ある事件が起こる。中学の職員室で女教師の通帳と印鑑がなくなる騒ぎが起こり、日頃、他人の家に勝手に上がりこみ、食べ物を漁っていたこの少年が疑われる。  この少年は学校で、執拗に責められた挙げ句、犯人扱いされる。そして、ある朝に少年が首吊り自殺してしまう。そしてザザンボ(葬式)シーンへと流れ込む。この葬式シーンには学校の友人代表が弔辞を表するのであるが、彼らは生前の彼を勉強が遅れるのは困るからと忌み嫌っていたのに、彼が亡くなると何事も無かったかのように“親友”顔して葬式に出席する。嫌なシーンでした。  後で分かったことではあるが、通帳を持って、全額を下ろしたのは二十歳位の青年であったという。新聞などのメディアは自白を強要し、暴力を振るったとして、渡邊演じる新任教師を責め立てるが、死因に疑問を持った彼は姉の協力などもあり、何が起こったのかを解明していく。  さまざまな調査の結果、職員室に侵入して、通帳を盗んだのは少年だったが、それを指示したのは姉が付き合っていた本家の跡取り息子であることが明らかになる。つまりこの跡取り息子がすべての原因であった。自分がしでかしたことにより、姉を妊娠させたのに、その責任を果たさずに、中絶費用を彼女の弟、それも知恵遅れの彼を利用して、窃盗を働かせるという卑劣極まりない情けなさであった。  さらに酷いのは身内の関係者全員がそういう事情を知っているのに知らないふりを貫く。結果的に、この少年は身内をかばっていたのに過ぎなかったのだが、本家が謝りに来た後に、祖父とトラブルになり、彼によって殺害される。  この祖父(父か?)もまた人殺しをしているのに平気な顔をして、検死を迎える。事なかれ主義が横行するこの集落では警察も病院も厄介事を敬遠するあまり、司法解剖どころか、まともな検死も行わず、その日のうちに土葬(ザザンボ)してしまう。  自分が原因であるような濡れ衣の仕打ちを受けた渡辺はとうてい納得出来ないため、墓あばきをしてまで、原因究明しようとするが、暴いているところを村人に見られ、手伝いに来ていた少年の姉が自動車事故に巻き込まれるに及び、村人全員の憎悪を浴び、家族を拉致され、家に火をつけられる。  家族を救うために、本家に押し掛けていく彼に村人は憎悪と暴力を振るう。家族もろとも猟銃で撃ち殺されようとした瞬間、家の軒先ですべての原因であった跡取り息子が罪悪感とプレッシャーに耐えられずに、首吊り自殺を遂げる。すべてが終わったわけではないが、跡取り息子のザザンボが済み、少年の祖父も後を追うように心臓マヒで亡くなると、渡邊も荷物を纏め、この地を去っていく。  この時地面は雪に覆われて、ただひたすらに白いのだが、雪深いこの集落の空は血の色のように、不気味に赤く染め抜かれている。以上がこの映画のストーリー展開と内容です。  表現で素晴らしかったのは少年を取り調べる場面での微動だにしない固定されたカメラで、これによりクローズアップで固定された少年はどこにも逃げられなくなる。また真っ直ぐに向けられたカメラには犯人を決め付ける意志を感じる。少年が厄介者扱いされていたのを物語る教室シーンでは生徒全員の反発を表すのに、彼ら全員の嘲笑する顔のクローズアップを丹念に拾っていく。  正直そこまで必要とは思えませんでしたが、この映画には商業映画にはない独特の映像センスが散りばめられている。暴力を振るわれるシーンはどれもほとんどが闇の中で行われるが、これも誰も責任を問われない状況では何をするか分からないことを表すようだ。少年の母を昔に抱いた過去を持つ渡辺教師というシーンがあり、姉はじつは渡邊の子供なのではないかと暗示される。渡邊の映画には人妻との不倫シーンが度々登場し、『家庭教師』『島国根性』にも出てくる。  祖父が専制君主の如く、厳として君臨しているこの家には都会人からすると、異常に思える事象が数多く存在している。先ほどから述べた皇族の写真などは些細なことでしかなく、近親相姦や窃盗、町の有力者の子弟と少年の姉が付き合った結果の妊娠中絶騒ぎも発生していく。  とりわけ近親相姦問題は深刻で、この少年の父親には子種がなく、すでに死去しているし、少年は祖父が息子の嫁を孕ませた結果に生まれた子供であった。祖母にも同じく近親相姦の末にこの家に嫁いで来ている。虐待も繰り返されているようで、シーンの端々に少年がこの祖父を恐れているのが分かる。  乱れに乱れた因習が明らかにされそうになると、生け贄としての少年の自殺事件が起こる。他人の家に入り込み、盗みを働いてくる少年ではあるが、彼は近親相姦の影響からか知的障害があったという。  そういう子供が自分の意志で、盗みなど働くだろうか。しかも女教師の通帳が盗まれたという事件ではあるが、現金は他人がすべて下ろしていたようである。遺書の存在も問題視されていて、知的障害者であった少年が書けるような内容ではないものであったという。このように何らかの意志が強く働いた上の“自殺”にたいし、渡辺の疑念は強くなる一方であったのだろう。  祖父が関わっているのではないのかという信念により、渡邊は祖父に疑いを向ける。自殺ではなく殺人事件なのではないか。そういう疑念を持ったとしても、警察も有力者も、関係者全員に迷惑がかかっていく事案の性質上、みな口は固くなり、誰も何も言わなくなる。  その結果として渡邊が起こしてしまったのが、例の少年の墓暴きだったのでしょう。ただ疑念を持ったからといっても、やって良いことと悪いことがあるのは当然である。村社会ではすべてを隠蔽し、よそ者には何も明かさない。日本は今でもそういった体質を強く残していて、一企業内でしか通用しない非常識なルールが普通に罷り通っている。  よくあるのが創業者一族が力も能力も無いのに、旧態依然の考え方と因習を社員に押し付けてくるというものです。昔はそれで通用したのでしょうが、スピードが求められる現在ではこういった一族は単なる遺物にすぎず、会社には不必要である。  この映画には日本社会が抱えるダーク・サイドが抉り取られている。目を背けるのは勝手ですが、見てみぬ振りをしても、世界は何も変わらない。なかなか観ることの難しい作品ではありますが、自主上映会などを丹念に探し出し、自分の目で観るべき作品です。  VHSテープらしきフォーマットから、そのままDVD化したような音源がヤフオク等で出回っています。これが正規盤なのか海賊盤なのかは判別しかねますが、この映画のDVDはメジャーな映画会社から発売されているわけではありませんので、渡邊サイドの製作した商品なのかもしれません。  もともとは先述したように松竹系で公開されるはずでしたが、最終的には渡邊サイドがフィルムを買い取っていますので、彼らがどのように発売しようが、松竹は文句を言えません。ただ、現状はそれでも難しい。遺族と渡邊サイドとの訴訟の和解の条件として、個人向け用の販売を認めないという条項があるからです。  戦後30年を経てなお、旧態依然としていた田舎で起こったこの騒動を通して、日本社会そのものの欠陥を明らかにしていく。その試みは舌足らずな部分があるにしても、十分に挑戦的であり、権威として君臨している者や権力を掌握している者にはたいそう都合が悪い。禁忌であるテーマに取り組み、自分の納得する内容に仕上げようとすると、軋轢が生じ、その後のキャリアにも多大なる負の影響が出てくる。何十年か経ったとき、または違う国で見られたときに真価を理解されるのでしょう。 総合評価 80点 めぐりズム蒸気でホットアイマスク ラベンダー14P花王 2009-09-07 Amazonアソシエイト by パーソナル3Dプリンタ ダヴィンチ da Vinci

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資生堂は7月1日、スタートアップ企業との連携の機会を創出するオープンイノベーションプログラム「fibona」(フィボナ)を発表した。 同社はこのプログラムによって「国内外の最先端研究機関、異業種など多様な知と人の融合によって、Beauty分野でこれまでにない価値を生み出していくこと」を目指す。プログラムのテーマを「Beauty Wellness」と定め、新たな研究で連携できるスタートアップを広く募集する。 同プログラムへ参加することで、資生堂社員によるメンタリングが受けられるほか、4月に竣工したばかりの同社グローバルイノベーションセンターのコラボレーションラボ(横浜市西区)での活動やネットワークへの参加などが可能になる。 また、デモデイにおけるプレゼンテーション機会の提供が与えられるほか、優れた研究アイデアについては共同研究、優れたビジネスアイデアについてはビジネス化に向けたPoC、事業・業務提携、出資などを検討する。 オープンイノベーションプログラム「fibona」について語る、資生堂でR&D戦略部長を務める荒木秀文氏 募集要件は、前述のBeauty Wellnessに沿った事業で、具体的には資生堂の従来の事業セグメントに限らず、 広くBeauty(美容)やWellness(健康)分野に貢献できるアイデアを有するスタートアップ。ただしアイデアベースでの参加はNGで、自社の製品・サービスまたはプロトタイプを有し、同プログラムのへの応募の時点で商業登記が完了している必要がある。 応募締切は7月26日と募集期間が26日しかないので注意。審査基準は、アイデアの新規性、ビューティーとの親和性、具体性や実現性の高さ、将来性や競合優位性の4点だ。プログラム採択の合否は、8月中旬~下旬に電子メールで通知される。 なお、プロジェクト担当者による事前相談会を7月12日に横浜(資生堂S/PARK 2F S/PARK Plaza)、7月18日に銀座(資生堂銀座ビル 3F 花椿ホール)で開催する。いずれも19時スタートとなる。 【2019.07.02 20:00追記】7月2日20時にfibonaのウェブページを確認したところ、応募条件とされていた「事業開始からおよそ10年以上であること」という文言が削除されていることを確認した。10年以上という条件は、昨年上場を果たしたメルカリでさえ応募できない狭き門。この要件を満たす企業として真っ先に思い浮かんだのは、6月に上場したばかりのSansanぐらいだった。応募条件が変更されたのかどうか現在資生堂に確認中だが、まずはひと安心。 【2019.07.03 01:00追記】資生堂からは「事業開始からおよそ10年以上であること」という文言を削除したのは、単純な社内の確認ミスが大前提にあったと回答があった。同社R&D戦略部からは「R&Dという部門の特性上、研究という視点で見た際にシードやアーリーも共同研究の対象となりうるため、10年の記載は変更しました」とコメントがあった。資生堂の確約がとれたので、Beauty […]

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中国で最も価値のあるAIソリューションプロバイダーの1つであるSenseTime(商湯科技、センスタイム)は、7億6700万ドル(約872億円)の株式上場を保留すると香港時間12月13日に発表した。 この発表は、香港証券取引所がSenseTimeのIPOにゴーサインを出してから3週間後のことだ。12月10日、米財務省は同社を「中国軍産複合体企業」のリストに加え、同社が「対象者の民族性を判断できる顔認識プログラムを開発し、特にウイグル族を識別することに重点を置いている」と述べた。 前政権時には国防総省と財務省が共同管轄し、財務省のみの管轄へと変更されたこのブラックリストは、米国の投資家がSenseTimeの有価証券を購入または売却することを禁止している。 米国政府の決定を受けて、SenseTimeはIPOを延期し、潜在的な投資家の「利益を守る」ために、新たな上場スケジュールを記載した補足目論見書を発行するとのこと。 SenseTimeは声明の中で、次にように述べた。「当社は、今回の指定およびそれに関連して行われた非難に強く反対します。これらの非難は根拠がなく、当社に対する根本的な誤解を反映しています。地政学的な緊張の渦中に巻き込まれたことを遺憾に思います」。 2019年、SenseTimeは、米国企業との取引を制限する「エンティティリスト」に登録された。 SenseTimeのビジネスの概要については、以前の記事でご覧いただける。 関連記事 ・ムスリム少数民族に対する人権侵犯に加担した8つの中国企業が米商務省の禁止リストに載る ・中国のAI・顔認識大手SenseTimeが香港でのIPOを準備中 画像クレジット:Getty Images(Image has been modified) [原文へ] (文:Rita Liao、Catherine Shu、翻訳:Aya Nakazato)

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