ヴァイキング時代っていうと何か剣でカッコよく戦ってるイメージも強いと思うのだが、残念ながら史実的には剣はあまり使われていなかったようだ。ていうか使えなかった。という話をしよう。 結論から言うと、  ・平民は防具なし+木の丸盾+斧 ・一部の富豪、高貴な身分の人のみチェインメイル+兜+剣 ・サクソン人は槍がすき ・弓兵の地位は低い ・小刀は全員装備 メイン斧、剣はあまり出さない。これでだいぶリアリティが出せるはず! で、細かいところはこれから説明するのだが、ヴァイキング時代に剣があまり使われなかった理由を最初にまとめておく。 【あんまり剣が使われなかった理由】  ・鋳造技術が低く、実戦向けの剣がほとんど作れなかった(おそらくかなり偶然に頼っている) ・良質な鋼は輸入品で高価 ・斧なら各家庭で作れてメンテも出来る 剣は身分が高い人や一部裕福層だけが手にするステイタス・シンボル的なもので、見栄を張るつもりでなければ斧のほうが安価で使い勝手が良かったのだ。しかも、初期の剣は強度的に「貫く」ということさえおぼつかなかった可能性があり、おそらく戦力的にも劣る。司令官がカッコつけに持つならともかく、前線の民兵が持つものではなかったようだ。 ************************* というわけで細かい話に入る。 > ・ヴァイキング時代の開始は8世紀半ば~11世紀半ば ・ヴァイキング行に出たのは北方のゲルマン系民族で、略奪対象となったブリテン島やフランス沿岸部には既に別のゲルマン系民族が住んでいる・なので場合によってはゲルマン系同士の戦闘にもなる(サクソンvsデーン とか)・現在はブリテン島にケルト人の大規模な移住はなかったことが明らかになっているためヴァイキングとケルト系住民との戦闘は起きていない ・ヴァイキングは民族名ではなく行為の名称であり、ヴァイキング行に出ていない時は基本的に農場経営をしている というわけで、ここで「ヴァイキング」ではなく「ヴァイキング時代」と範囲をとったのは、ヴァイキングに攻撃される被害者となっていた同時代のゲルマン系民族も入れたかったから、ということ。実際にヴァイキングやってたのは北欧の、主にノルウェー・スウェーデン・デンマークあたりの人たちなわけですが、似たような文化圏であり繋がってもいる地域を排除するのは難しい。実際にヴァイキング時代の遺跡は、ヴァイキングに行った先(ブリテン島など)でも発見されている。 さて、ヴァイキング時代の剣は、サガや神話で多く言及され、絵などでも残っていながら実物はほとんど見つかっていない。 これが、絶対数が少なく一般的ではなかったことの証明の一つとなっている。見つかる場合は裕福な人の墳墓から出てくることがほとんどなのだが、成分分析をしてみると実戦では使えない「なまくら」だったことが判ってきたりしている。 少し前に紹介した、ヴァイキング・ソードの成分分析についての記事をもう一度紹介する。 ヴァイキング・ソードをスキャンする/ヴァイキングたちの武器とは?https://55096962.seesaa.net/article/201704article_15.html 墓から出てきた剣の成分を確認したら、耐久性があまりなく、不純物が混じっていて「なまくら」だった、という記事だ。 ブリテン島での記録だが、剣の製法としては、初期には焼けた鉄の棒を溶接して叩き伸ばすことで作られていたようだ。この工程には一ヶ月もかかったという。剣の価格は10世紀半ばの時点で「奴隷15人分」ととんでもなく高価だったことが判っている。(「サクソン/ヴァイキング/ノルマン ブリテンへの来寇者たち」より)この分析対象となった剣もおそらく、素材の溶接が巧くいかなかったケースなのだろう。 で、剣の成分についてはもう一つ、ハイカーがノルウェーで見つけた剣についての記事に詳しく補足されている。 Hiker Discovers 1,200-Year-Old Viking Sword in Norwayhttp://www.history.com/news/hiker-discovers-1200-year-old-viking-sword-in-norway “Many later Viking sword blades were emblazoned with specific markings, believed to

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史跡船岡山は平安京造営の際に北の基点とされたほか、平安貴族の祭祀や遊宴がたびたびなされた場所でもある。また、応仁・文明の乱(1467-1477)では戦場になり、西軍の大内政弘、山名教之(のりゆき)らが拠点となる船岡山城を築いた。しかし、応仁2年(1468)9月には東軍の細川勝元に三方から攻め落とされたという。また、戦国時代になり永正8年(1511)8月にはこの岡に細川澄元(すみもと)と細川政賢(まさかた)が陣取り、丹波から入京した足利義尹(よしただ)、細川高国、大内義興らの軍を迎え撃ち敗れて逃亡したという。これら応仁、永正戦跡として岡の西側公園横に碑が建てられている。その碑の少し上から城の土塁と堀が明瞭に残っていて、山頂の平坦地を含め曲輪の平坦地を随所に見ることができる。身近に500年も前の城跡が見れるのはかなりのロマンと言って良いだろう。地蔵や五輪塔がその付近に残されており、戦死者を弔ったものとも思えてくる。岡の東側中腹にある建勲神社だけでも由緒が多い上に、京都市内の展望やサクラや紅葉の眺めも加味すると、船岡山はこれからもっと開拓されるべき京都歴史観光の穴場であろう。 船岡山(約112m)の三角点。ここは本丸跡になる。 2011.8.30.撮影 左大文字を間近に望める船岡山城の本丸跡 2013.1.15.撮影 山頂の平坦地に地蔵が残されている。ここから京都市内が一望できる。平安京朱雀大路を想像して京の町を見ることもできる。 2011.8.30.撮影 西北側公園付近の広場からは比叡山、妙法、大文字が見晴らせる。 2014.1.7.撮影 8月16日の大文字の精霊送りの夜には絶好の観賞スポットになる船岡山の中腹広場。鳥居形以外の五山送り火を見ることができる。 2014.1.7.撮影 船岡山西側中腹の公園横に建てられた応仁永正戦跡碑 2014.1.7.撮影 石碑の上あたりから堀と土塁跡が完存して残っている。 2014.1.7.撮影 公園を取り巻くように堀と土塁跡が見られる 2014.1.7.撮影 山城跡は京都市の周りの山に数多く残るが完存するところは少ない 2014.1.7.撮影 岡の西側を取り巻くように残る堀と土塁跡 2014.1.7.撮影 船岡山上の堀と土塁跡 2014.1.7.撮影 戦死者を弔ったものかと思える地蔵や五輪塔が岡の西側に残っている 2014.1.7.撮影 岡の西側に残る五輪塔と曲輪跡の平坦地 2014.1.7.撮影

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購入したギグバッグは、 DHLを経由して送られる(we have sent the GigBag via DHL to you)というメッセージをもらっていたので、私はDHLから送られてくるものだと思っていた。https://zauberfloete.at.webry.info/202007/article_31.html?1596023178以下、追跡番号で調べた配送状況(ドイツと日本は時間の流れの標記が上下逆になっている、各国現地時間)DHL Track and TraceWe, 29.07.2020, 16:32 The shipment has been successfully deliveredWe, 29.07.2020, 14:16 The shipment has been loaded onto the delivery vehicleWe, 29.07.2020, 07:50 The shipment is being prepared for

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先日、パルシステムで『安納芋2種セット』というものを発見し、思わず狼狽しました。安納芋には、“安納こがね”と“安納紅”の2種類があるようです。「安納芋にも種類があったのか」。自称・芋ソムリエとして、恥ずかしい話です。さっそく『安納芋2種セット』を注文して、食べ比べをしてみました。 これまで何度も食べてきた安納芋。「幻の芋」とか「蜜芋」などの愛称は知っていたけど、まさか2種類あろうとは、全く把握していませんでした。 「紅色と褐紅色皮の色があることを知ってはいたけど、それが種類の違いだったなんて」。 こちらが2種類の安納芋。表皮が、褐紅色(右)の芋が“安納こがね”で、紅色(左)が“安納紅”です。 「表皮の色こそ違えど、大きさや形状はそっくりです」。 これが“安納こがね”。安納在来芋(安納紅)の突然変異種だそうです。 「自分が安納芋として思い浮かべるのは、こっち(安納こがね)だな」。 こっちが“安納紅”。種子島で古くから伝わる品種だそうです。 「近所のマルエツで売っているのは、こっち(安納紅)だな」。 食べ比べる調理方法は、もちろん焼き芋。またまた『いも次郎』の出番です。 「いも次郎で焼いた、安納芋の焼き芋がサイコーに美味しいんだよね」。 ただただ、焼き上がりを待ちます。約30分。 「空腹時は、この待ち時間が本当に長く感じるんだよね」。 楊枝がスッと刺されば、焼き上がり。中まで柔らかく焼き上がりました。 「伝えられないケド、この香りがサイコーに食欲をそそろんだってば」。 “安納こがね”の焼きいも。このオレンジ色のねっとり感が、安納芋のアイデンティティですわね。 「柔らかく、少しグジュっとなっていますが、これぞ安納芋です」。 “安納紅”の焼きいも。うお~、表皮の下は“安納こがね”にそっくりなオレンジ色ですわ。 「ねっとり感も“安納こがね”にそっくり」。 “安納こがね”を実食。 「このねっとり感と、絶妙な甘味。さすが、安納芋の一種だねのことはあるね」。 引き続き、“安納紅”を実食。 「こちらも美味しい。でもやはり、“安納こがね”との違いがイマイチ明確にならないケド」。 “安納こがね”と“安納紅”の違いに対する自分の等身大の意見。「表皮以外、味の違いはほとんどわからない」。 「いやいや、本当に違いがわからない。ショックなまでに」。 いきなり結論ですが、「“安納こがね”と“安納紅”に味の違いはほとんど無い」です。 「“安納こがね”は“安納紅”が突然変異した品種なのだから、ほとんど同じで当たり前か」。 大好物の焼き芋を頬張るケーナ。やはり。安納芋は格段美味しいようです。 「美味しい。本当に焼き芋ってサイコーでしゅ」。

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TRON復活日本が開発した「幻のOS」が世界を凌駕する!コメントも良く見ましょう。40年ほど前新野の小学校にコンピューター授業にと500万円の寄付があってな、床二重張りコンピューター教室が出来ました 日本の学校にトロンが導入されては面白くないアメリカが横やりを入れてトロンがつぶされて、ワードなどという陳腐なものを使わされる羽目になってな。そしてビルゲイツのwindowsがのさばった、そのずるくて悪賢いビルゲイツがコロナのワクチンを作ってコロナを広げて危機をあおり、、ワクチンで大儲けそして人口削減の筋書きだとかビルゲイツにとっては特効薬「アビガン」は邪魔者AOKさまの農機復活寒さを忘れて、頑張る!!寒い楽しいワクワク~♪10年放棄リフト作業車、動いた。お清めの郷の中古購入、耕運機お手入れ恵さん、50年も前のチェンソーなんか持ってきたって、byAOK😊

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ジョン・ヘンリー・クルツ(John Henry Kurtz)ジョン・ヘンリー・クルツの「Reunion」(’71,ABC)も韓国Big PinkからめでたくCD化。南北戦争の南軍の軍服を着こんだ制服フェチな人ですが(実際は南北戦争の関係アイテムの真摯なコレクター)だそう。 冒頭はロックの名曲となった、「Drift Away 」。定番とはいえこのジョン・ヘンリー・クルツのこのアルバムこそが初出。1973年にドビー・グレーがシングルヒットさせて(邦題:明日なきさすらい)一般に広まる。作者はメンター・ウイリアムス、ポール・ウイリアムスとは兄弟。歌詞の内容とキャッチーなメロディーで他のアーティスト達のカバァーも多い人気の曲。「Songbird」は、Prince&Waishの作品。「Rock And Roll Love Song For Rosie」、「It Never Hurt To Be Nice To Somebody」、「You Give Me Something Good To Think About」この3曲はマイケル・マッギニスの作品、「Danny’s Song」はケニー・ロギンス の初期の佳作。このアルバムにもコーラスで参加。「Light Shine」 はジェシ・コリン・ヤングの作品で名曲。「Get On The Right Road 」はカッコいい曲。スプーキー・トゥースにいたゲイリー・ライトのファーストアルバム「Extraction」(71)の1曲目、ブラスと黒っぽいコーラス。「Brand New Tennessee Waltz」はジェシ・ウィンチェスターのファーストから。「Everything Has

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今月12日(日)、船形山登山から帰宅して何気にテレビを見ていると、こんな悲惨なニュースが目に飛び込んできた。「12日午前10時半ごろ、山形県上山市蔵王の仙人沢をハイキングしていた会社員、Mさん(44)の長男で保育園児、H君(6)が登山道を踏み外して約50メートル下の沢に滑落。助けようとした無職、Kさん(54)も滑落した。2人は県の防災ヘリコプターで病院に運ばれたが死亡が確認された。Hちゃんは外傷性くも膜下出血、Kさんは出血性ショックだった。」(ご本人及びご家族のプライバシーの観点から本名は割愛させていただきます。) 一体なんでこんな事に! その後、各局の報道を見る度に哀しくやり切れない気持ちが募ってきた。実はこの記事を書くか否か、私自身本当に悩んでしまった。今回の死亡事故におけるネット上での大方の意見は「何でそんな危険な場所に幼い子を連れていったの?」と言う点に集約されていたからである。これでは主催者側への一方的な責任転化になりかねない。本当の事故原因はどうだったのか?そこで各社の報道をくまなく当ってみると、憶測ではない意外な事実に気が付いた。 私自身が何故今回の遭難事故に関心を持ったのか? それは昨年まで町内会の役員を引き受けていて、町内会長さんに子供会の登山企画の実施を、幾度と無くお願いされていたからである。しかし私は子供連れ登山に関しては一切固辞していた。大勢の子供の安全を守る自信がなかったからである。それに以前、山に連れて行った仲間のひとりが滑落して大怪我された経験を持っていることも大きい。 それでは各社で報道された遭難事故をもう少し深く掘り下げてみたい。 (TBSのニュース画像 → http://video.aol.jp/video-detail/-/777076332 ) ●事故に至る経緯。 今回のハイキングはKさんが会長を務める地域子供会の行事で、河原でバーベキューなども計画していた。Kさんが「かつて自分が訪れ感動した風景を子供たちに見せてあげたい。」との思いから企画した行事でもあった。彼は地元の農協に勤めた後、菓子店の店長を数年やっていたが、母親の介護のために仕事をやめた孝行息子だったという。「世話好き」と近所でも評判で、小学6年の三男を連れ、子ども会行事に積極的に参加していた。今年4月の役員改選では、進んで会長職を引き受けた。Kさんについて、地元の老人クラブ会長さん(74)は「昨日ハイキングのためのジュースを公民館で用意していた」という。「家の冷蔵庫に入りきらないので、公民館の冷蔵庫を使った。お礼に周りの草取りをしていたようなまっすぐな人だった」とおっしゃられている様に非常に律儀で責任感が強い方であった。Kさんはこの行事に奥様とお子さんも連れて参加していた。 この日午前10時10分ごろ、蔵王ライザスキー場にあるレストハウスを出発。当時、現場付近では小雨が降っていた。一行は中学から園児まで子ども17人と、引率の保護者ら大人12人の計29人が参加し、子供たちの後ろに大人がついて一列で歩いていた。H君の母親(39)とお姉ちゃんも参加していた。レストハウスから転落現場までの約400メートル。スキーゲレンデを抜けると仙人橋まで下り坂が続き、仙人橋からは中丸山に向かって急な階段を登った後、外斜気味の足場の悪い登り坂となる。この時、先行している子供たち10名ほどが吊橋対岸の斜面を登り出していた。大人たちは危険であると感じて、その子たちに吊橋まで戻る様に指示している。この先行している子供たちの中にH君もいた。H君は外で遊ぶのが好きで、何時も短パンとTシャツ姿。近所の主婦も「家の中からも遊び声が聞こえるくらい元気な子だった」と話している。保育園内ではお兄さん的な存在だったという。 そして楽しいはずの子供会のハイキングが哀しい結末に・・ 午前10時半ごろ仙人沢にかかる「仙人橋」といわれるつり橋の北側(対岸)で事故は起きた。この事故現場は約40度のこう配があり、大人でも段差がキツイ、丸太でできた階段である。参加した女性(40)によると、幅約70センチの登山道を子供達が順番に降りていた時、H君が足を滑らせ谷底に転落。「誰かが落ちた」と騒ぎになり、引率責任者のKさんが沢に落ちたH君を救助するためやぶの斜面を下りようとして彼も滑落したという。H君が落ちた場所には転落防止用の柵がなかった。 そしてこの事故の一報は同行していたH君の母親(39)が119番通報した。 2人の救助にあたった消防隊員らによると、2人とも小さな岩が敷き詰められた沢の上に転落していたという。 Kさんは仙人橋から下流に約10メートル、H君はさらに2~3メートル下流のところで発見された。意識はともになく心肺停止状態だった。2人はすぐさま県防災ヘリ「もがみ」により山形市の県立中央病院に運ばれたが、H君は同日午後0時55分、外傷性くも膜下出血で死亡が確認され、Kさんも午後1時46分死亡が確認された。 ●事故後の状況。 家族は病院から午後5時ごろ帰宅、沈痛な面持ちで家に入った。その後、近所の人やH君の同級生の保護者らが次々と来訪。読経が響き、家は静まりかえっていた。 H君が通っていた「○○保育園」では13日、園児らにH君が亡くなったことを伝えた。涙ぐむ子もいたという。担任のAさん(43)は「子どもたちもH君と一緒に長い時間を過ごしてきた。私もいろいろ思い出し、胸がいっぱいで辛い」と話した。ハイキングに児童・生徒が参加していた△△小学校と□□中学校では、担任が子どもたちに変わった様子がないか見守った。△△小では、児童1人が学校を休んだ。保護者から「ショックが大きい」と連絡があったという。両校とも必要があればカウンセラーを用意するという。 Kさんについて、近所の一人暮らしの主婦(85)は「『困ったことがあったら言ってけろ』と声をかけてくれた」と話す。「本当にいい人だった。親より先に逝くなんて」と涙ぐんだ。 ●行政側の対応 今回の事故を受け、県は13日、現場の安全対策などの検証を始めた。身近な山で起きた突然の惨事に、地域や関係者らには動揺が広がったままだ。 事故現場の登山道は蔵王国定公園内にあり、県みどり自然課と県村山総合支庁環境課が管理する。県が委託した自然公園管理員がほぼ3日おきに点検していて、事故もこれまで起きていないという。 ◎13日は県みどり自然課のS課長補佐ら3人が現場に入り、ぬかるみ状態を見たり、登山道を上り下りしたりして管理状況を確認。付近に警告の看板やさくはないが、S氏は「痛ましい事故だが、登山道は遊歩道と異なり柵をつけるべき道ではない。柵などを過剰に設けると自然が損なわれる。そして安全性については問題はない。山道をすべて道路のように安全にするのは不可能である。事故現場は中級以上が対象の険しい登山道。6歳の園児が先頭に立って登山するような場所ではなかった」と説明している。そして同課は今後、警告看板の設置などを検討するという。それに合わせて鳥海国定公園など県内のほかの国立公園や国定公園の登山道についても改めて点検することを決めた。軽装備で入れる割に危険度が高い場所を優先的に調べ、補修などをする予定だ。県みどり自然課によると、県は蔵王国定公園や6つの県立自然公園などの登山道を管理している。総延長は276キロ以上になるが、アスファルト舗装された道路と違い、高低差の大きい登山道では転倒・転落などの危険個所が膨大な数になるという。担当者は「(完全な再発防止策を)求められれば、登山道自体を閉鎖しないといけない」と話す。 (補足)同課によると、登山道に安全管理基準はない。事故が起きた仙人沢の登山道は蔵王国定公園内で、県は登山経験が中級者以上の利用を想定。自然公園管理員が年間100日ほどパトロールしているが、管理員や入山者から、現場付近の危険性を指摘する声は、これまで県に寄せられなかったという。調査に当たった同課のS課長補佐は「登山道整備に対する県の予算は減少傾向にあり、登山道の荒廃を懸念していた」と話す。トレッキングブームで中高年の入山者が増えるとともに山の事故も増加。県は2009年度、約1億1200万円を計上し、月山、蔵王、吾妻を中心に登山道補修などを計画している。これまでの対策は中高年を中心に考えており、今回のような子どもが犠牲になる事故は想定外だった。これから夏休みに入り、夏山シーズンも本格化する。S課長補佐は「早急に、効果的な注意喚起の方法を検討する。(ロープの設置など)ハード面での安全対策を講じることが可能かを含め協議したい」と話していた。 ◎県警地域課のH次長は「登山道は何が起こるかわからないので、装備を完全にして、十分注意して入山してほしい」と注意を呼び掛けている。 ◎B市教委は14日付で、市内に約90ある子供会に注意を促す通達を、市子供育成連絡協議会を通じて発送することを決めた。活動中は目を離さない▽活動場所を事前に下見・調査する▽野外活動は天候を十分確認する――などの内容という。 ●地元関係者のコメント ◎現場に詳しい地元観光施設アドバイザーのFさん(63)は「子どもははしゃいで先を行きたがるもの。狭い一本道で子どもが先頭にいては、大人が一緒でも止められない。危険性を認識して注意できる人がいれば、事故は起きなかったかもしれない」と話している。 ◎仙人沢は蔵王ライザワールドスキー場の近くで、トレッキングコースになっているが、地元関係者は「子ども会行事の問い合わせもあるが『小さな子どもには無理』と説明していた」と話した。 ◎地元レストランの人は「難易度が高く、小さな子どもを連れていくには、あまりおすすめしないコース」と語る。 (注)以上の記事内容は毎日新聞社、朝日新聞社、山形新聞、河北新報、各社様のネット記事から抜粋・要約させていただきました。 _______________________________________________ 楽しい思い出になるはずだったのに…何故こんな痛ましい事故が起きてしまったのか? ●事故現場について 今回お二人が亡くなられた事故現場は、山形県上山市:蔵王坊平高原の北側を流れる仙人沢にかかる「仙人橋」の傍である。5万分の一地形図を見ても、仙人沢は懸崖に囲まれた厳しい沢である事が分かる。 事故があった登山道は、中級者レベルの登山者を想定したコースで、道中には転落防止策が十分にとられていない。「仙人橋」とある道標(注1)を過ぎると、いきなり急な下り(注2)が始まる。 当時は小雨であったとの証言から判断すると、道はぬかるんでおり、丸太でできた階段も滑りやすかった。道の脇にはロープが張られていたが、ひざ下の位置になるところもあり、注意深くバランスをとって歩かなければ転倒、転落の危険がある。 (注1)道標のところで道は二手に分かれる。右は仙人橋を経て中丸山~熊野岳へ、左は観音滝方面へのハイキングコースである。但し左手の観音滝方面はがけ崩れのため現在は通行禁止の処置がとられている。 (注2)仙人橋が出来る以前は仙人沢上流にある不動滝が見える堰堤上を渡渉する形で登山道が切られていた。仙人橋への新道が出来て以来、旧道は一切整備が入らずに荒れた状態になっている。 2、3回曲がりくねった道を約15分ほど行くと、仙人橋に到着。続きの登山道が突然急な階段になるのが、対岸からでも分かる。橋の高さは約50メートル。仙人沢は高所恐怖症の方なら足がすくむほど下を流れている。 渡って左手に事故現場の階段。大人でも一段ずつ進むのがやっとなほどの段差があり、かつ急傾斜だ。片側には手すりに代わるロープがあるが、がけとなっている反対側にはない。6歳の男の子がこの階段を降りる場合には、一段一段飛び降りる様に下らなければならないだろう。 ●今回の死亡事故に関する一番の疑問点 報道には一切触れられていないが、河原でのバーベキューイベントを目的に行った一行が、何故、熊野岳に至る登山道に入ってしまったのか? この点については憶測するしかない。恐らく今回計画したハイキングコースは、分岐から左折する観音滝の周回コースであったと思う。しかしそのコースは通行禁止であったため、誰も危険性を把握しないままに、登山初心者クラスでは難しい登山道に足を踏み入れてしまったのであろう。その道は沢床まで降りられる道でないのにも関らず・・・ ●何故事故が起きたかを考える ここまで当記事を読み進んでこられた方(登山愛好家の方々が多いと思いますが)のご意見は、「登山のセオリーを無視した結果の事故。」と言う点に集約されると思う。事前に下見・調査する事も無く、地理不案内のまま道を降り、おまけに子供達を勝手に先行させた。それ以前に両岸が懸崖となっている渓谷でバーベキューとは、梅雨時ゆえに落石などの危険もはらむ。私も最初は同意見であった。しかしいろいろな報道を見るに着け、「一般的な山岳遭難とはちょっと原因が異なるぞ。」と言う事実に気が付いたのである。 ☆それは・・・「ハイキング主催者を含めて、参加した大人の中にリーダークラスの登山経験者が一人もいなかった。」と考えざる得ない点である。せめて登山のリーダー経験者が一人でも参加者の中にいれば、今回の様な痛ましい事故は起きなかったかもしれない。事前に地元への照会や下見を行っていたであろうし、最初の分岐のところでハイキングの中止を進言できたであろうし、子供達は大人の間に入れてサポートする体制を組めたであろう。それ以前に危険な渓谷内でのバーベキューには反対したと思う。

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 iPhone SEが発表されましたが、iPhone 5sとの違いにおいて、iPhone 5sでは未対応の802.11acというWi-Fiの規格に対応されているという部分において、非常に嬉しく思うところでです。iOS製品の現時点で発売されている製品のうちiPad mini 2以外全て対応したことになります。  この802.11acについて、詳しい部分は他にも紹介されているサイトが多数ありますので、そちらにお任せして、簡単にご紹介します。大きな特徴としては、速度が速い、電波の周波数帯が5GHzである点となります。  現在使われているWi-Fiの多くは、2.4GHz帯ですが、それとは離れた周波数帯域となります。5GHz帯は、厳密には802.11aという規格と802.11nという規格でも使えますが、802.11acという規格は5GHzをより良く使うための規格になっています。  まず、速度が速い、という点に関しては、802.11acという規格では、理論上最大3.47Gbpsもの速度を出すことができます。ただ、この速度は、この規格のいろいろなあわせ技となっているのと、端末(スマートフォン)側の対応も必要になるため、実際には、iPhone SEなどは理論上433Mbpsが最大となります。それでも、iPhone 5S以前では最大150Mbpsだったので、3倍近い速度になります。最近のご家庭向けの光回線も、最大で1Gbpsまで通信ができる場合がありますので、ご家庭のルータを対応するルータに変更すると、400Mbpsぐらいの速度は出せるのではないかと思います。 追記:実際に速度比較を行っています 第1回 第2回 第3回  次に、5GHzであるメリットとしては電子レンジが動いているところでも通信ができるというものです。電子レンジは主に2.45GHzの電磁波を出すため、Wi-Fiの電波とぶつかってしまいます。勿論、電子レンジの庫内から漏れないようにしてはいますが、電子レンジは物を温めるだけの大きなエネルギーの電磁波ですのでちょっと漏れただけでも、2.4GHz帯をつかっているWi-Fiにとっては大きな影響となり通信ができなくなります。これが5GHzになれば、周波数が離れているため、通信が可能になります。最近では、ワイヤレス・ヘッドフォンに使われているBluetoothも2.4GHz帯を使っているため、2.4GHzはぶつかる要素が多いわけです。  更に、利用者からは分かりにくいのですが、Wi-Fiの通信は基本的に1対1で行われます。複数の端末と通信する時は、アクセスポイントが順々に端末とある一定の区切りでお話(通信)してゆくことになりますが、802.11acという規格では、同時に複数の端末とお話(通信)できる機能も持っています。但し厳密には同時にお話できるのは一方通行(アクセスポイントから端末向き)になっていますが、いずれにしても、従来の規格よりも効率よく通信できるものになっています。  文中でもご紹介したように、アクセスポイントと端末の両方が対応している必要がありますので、お使いの端末やアクセスポイントの環境が一致すれば更に高速な通信利用が可能になります。

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先日、Atom Z3735Fのスペックを紹介したが、Web参照や動画視聴程度なら十分な性能があることを紹介した。もちろん、4Kには対応しないので、UHD 4KのBDなどは再生できないが、DVDやBDを見るぐらいまでなら、耐えられる性能がある。ただし、メモリーは2GB、USB3.0非対応、USB2.0は3ポート(内一つはデバイス条件付き)などの仕様があることを紹介した。 今回は、その後継となるCherry Trailプロセッサ(Atom xシリーズ/Z8000シリーズ)について、記載しようと思う。このプロセッサにはx3、x5、x7の3ブランドラインがあるが、現時点ではx5がZ8300、x5がZ8500、x7がZ8700というモデルナンバーになる。ちなみに、x3系はモデムも内蔵しているものが基本となっており、どちらかと言えばスマートフォン向けの製品であると考えれば分かり易い。そのため、今回はx3を除外して説明する。 世間では、既に動作性能はSurfaceがZ8700を搭載していることもあり出回っているが、Atomの詳細スペックなど市場にはほとんどない。しかも、記事によって書かれている内容がまちまちなのは、Atomという性格があるのだろう。ハイスペックプロセッサは、詳細に書かれるが、Atomのような低い性能の品は、あまり評価されないからだ。 ということで、登場間もなく1年のAtom x7/x5のスペックである。 CPU名称 ブランド名 Atom Z8700 Atom x7 Atom Z8500 Atom x5 Atom Z8300 Atom x5 Atom Z3735F 開発コードネーム Braswell Braswell Braswell BayTrail-CR Processor Architecture x86/x87 x86-64 x86/x87 x86-64 x86/x87 x86-64 x86/x87 x86-64

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Soekris Engineering 社のマルチビットDAC dam1021が組みあがりました。まあ一応音が出るところまで確認しましたが詳細はこれからです。  基本的には電源とI/Oを組めば動くのでもう少し早くなるかと思ったのですが、ほとんど前の流用とはいえやはり電源とケースに組み入れるのに手が掛かってしまいました。 出力には一応起動、停止時のミュート回路を入れました。入力は同軸と光、出力はバランスとアンバラです。  音出しで驚いたのはフルボリュームにすると(デジタルボリュームモードにしました)音が割れてレレレ?となりましたが、良く調べるとデジタルボリュームモードではゲインがあるようです。  つまりこのDACは約11dBほどのデジタルゲインがあり、かつ出力は2VrmsでクリップするのでVRmaxでは入力がー11dB以上では出力が歪みます。 勿論固定VR(VRをつけない)モードだとちゃんと0dBで2Vrmsになり、出力は歪みません。  まあ録音レベルの低い場合に合わせたのでしょうが、ゲインは無いほうが使いやすいかと。  ついでにデジタルVRはBカーブではバランスが悪くむしろCカーブくらいの方が良さそうなくらいです。Bカーブだと半分以上回さないとまともに出ません。この辺は回路の再検討が必要のようです。

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