前の記事で、「分離のof」「起源のof」について書きました。そこで思い出すのが学校で習った”made of”と”made from”の違い。 「通例、完成品をみてその材料が分かるものは made of 」と辞書にあります。 どういうことでしょうか。 ofは、この場合では「分離」とか「起源」を表します。fromは、「起点」を表します。絵に描くとこんな感じではないでしょうか: fromは、最終形がどうなろうと、その起点を指します。そう考えると、形が変ってしまった場合にはfromのセンスだということに納得がいきます。 一方、ofは、「分離=off」としてその出処が見えるときに使われることに納得がいきます。 では、die from と die of の違いはなんでしょう。数で見ると、die ofが使われる場合が多いようです。fromとofのセンスから考えると、ofが直接的死因を表すのに対し、fromがもとの原因や理由を表す感じがします。googleで検索してみました: died from heart attack (96万件)<died of heart attack (540万件)died from an accident (123万件)<died of an accident (211万件)died from hunger (68万件) <died of hunger (274万件)died

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満足の食事も済み、ぐるっと海の幸を中心とする地域物産品販売所「夢市場」を見てまわり、楽しみにしていた、「ほっくん・・おらんやんか・・」ひとつだけこころ残りではあるが、角島へ向かう。 「うひゃ~!」うみとそらのブルーが混じりあうなかの一本道を流す爽快感は、それは素晴らしい。 夏場の最盛期に向かい混雑していく「角島」は、悲しくも、わたしにとっての「シーズンオフ」。 ただひとつ。「夏の日の出の誰もいないこの道」をいつか体験できればと思う。 往路で通った広域農道を戻る。途中でクルマを交換して、緩いカーブの続く綺麗な道を走ってみる。 KさんのM3は、6速マニュアル。 M3のマニュアルのものは、「もう少しだけ、シフトがショートだったらもっと楽しいだろうなあ」と、タイトコーナー好きのわたしとしてはつい思ってしまう。 以前ドライブした経験のあるスープラやGT-Rの「ゲトラグミッション」はどうだったろうか?それぞれに違ったフィーリングだった気がするが・・。 そう、M3のようなコーナリングも高次元で楽しめるクルマだからこそ、ちょっぴりの不満が大きく感じるのだろう。それは、B3も同じだ。 何度か運転した経験のある”E46 M3”。当時いくつもの賞を受賞した珠玉の「S54」エンジンフィーリングは、B3 3.3「E44」よりも高回転型で、日本が生んだ名車「ホンダ S2000 F20C」を凌ぐピストンスピードを持つと聞く。走行フィーリングは経験的に「はっ!」と脳裏に浮かんだのは”E46”ALPINA B3S。エンジン&トルク曲線は両車どうなんだろうか?似ている。思い出しつつ比較すると、B3SとM3とは低速からのトルクも十分ながら、4~5000回転を迎えVANOS(バノス)可変バルブタイミングが変化し、”カムに乗る”フィーリングが顕著となる。その「ググッ!」とくる豹変する感じは、明らかにB3Sが勝っていたように思うが、ロングストロークで且つ高回転型のM3は絶妙なトルク追従型回転フィーリングを維持しつつ、ピークパワーに向かい、6500~7000回転ほどまで続いていく感じ。 B3 3.3はイン側カムシャフトはアルピナ専用品で、エキゾースト側カムシャフトは”E36”M3「S52」エンジンと同じもののよう。B3Sは、ここからリフト量を増やしたカムを奢られ、3.3の3299ccから3346ccへ47cc増え、タコ足も付いた。 M3は、B3&Sと同じ鋳鉄製シリンダーを持ち、2,990cc~3,201cc~3245ccへと変化してきた。可変バルブタイミングはインとアウト両側にあり、6連スロットルを持ちエンジンレスポンスを重視。 わたしの中では、フラットなB3 3.3、荒々しいB3S、両車の中間的フィーリングのM3、というイメージがある。 この3台は、ある一定までの速さはトルクの出方からするとほぼ同一で、ストリートでの差異は到達方法が違いつつも似た場所に辿り着くというところが面白い。 わたしは前を走り、バックミラーを確認しつつ、少しずつスピードをあげてコーナーに飛び込んでいく。 綺麗に維持整備されたこのM3も15年ほど前のものだ。ほぼ同い年、我がB3とのあきらかなる違いはフレームの剛性感。ノーマル”E46”から比べM3は純正であちこちにボディ補強してあるが、我がB3はそれを上回っているようだ。これは、B3をドライブしたKさんも同意見だが、高速コーナーの怖さが違った。M3は上のパワーの盛り上がりがあるので尚更感じるようだが、ステアリングレスポンスにワンテンポ遅れて足回りが追従する。 直線で感じないこのフィーリングは、やはり重量から来るもので、意外と重量級「1560kg」の慣性を支えるブッシュ類の劣化から来るのだろう。このフィーリングは”B3と比べ”「じゃじゃ馬的」でとっても楽しいが、B3と比較し多目の距離のワインディングを走るとなると、ちょっと辛いのかもしれない。あ、普通は走らないか、多目の距離のワインディング(汗)。 このときB3は以前やっていたボディ補強35ヶ所、強化ブッシュ交換、50kgほどの軽量化(約1480kgに)に加え、リアタワーバーも増やしていた(笑)。 B3から降り、開口一番「こんなにも違うもんなんですね!」と、言っていただき、「好き放題いじくりまわしたけど、方向性は間違っていなかったんだ・・涙」と思った次第。でも、普通はここまでやる人はまずいませんからねぇ(汗)。 B3に施した強化ブッシュや、ボディの補強。これをM3に施して、5~60kgほど軽量化したなら・・・そして、高音が響く音色の良い調律されたマフラーを付けてしまったなら・・・・そして九十九折れのワインディングを、汗とテールを(笑)流しながら操れたのなら・・・・と妄想すると、堪らなく楽しくなってしまった(笑→汗)。 「いや~でもビーエムはやっぱすごいね!」とかあちゃんと話しながら帰路に着く。どんなシュチエーションでもドライバーに訴えかけてくれる乗り味は、流石”E46”だといつも思う。 この当時のBMW3シリーズは、やさしい顔つき、カタチの優雅さを身に纏い、走り出せばハンドルを繰る喜びが凝縮されていて、人間の五感を刺激してくれていると感じる。 「さ~て、のんびり帰りましょう!」と、28℃を超える夏を思わせるアスファルトの上、ほんとうにのんびり高速を帰っていたのも束の間・・・ バックミラーに映るM3のうしろから、ヘッドライトを点け迫ってくるクルマが視界に!「お!なんだ!・・・ん~良く見るとビーエムだぞ!キドニーグリルが光ってるもん!」徐々にスピードを乗せるも、全然離れず付いてくる(汗)。 「ん~あのカタチはE23かE24のはず・・・・!」「このあたりでニーヨン!?」 「あ!」 先に行かす・・・ 「やっぱEさんやん(笑)」 そして「ボッ!」一瞬黒煙を噴いたか!と思うとギュンギュン加速していく”M6”。「おりゃっ!」追いすが・・・・れない!? 引き離されるB3(あれっ?)。 あれれ?確か加速は互角のはず?? 「あ!改造したんやろか!?」 いやいや、待て待て。 そういえば・・・前回のツーリングでもあったぞ、こんな場面・・・・

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先日のオフ会では無理やり周囲の人をタティングに巻き込み、やりたくなかったかもしれない人までもシャトルを持たせてしまいました。 でも後から参加したわりに一気に上達された方や、ゆっくり熱心に続けて少しずつ上達された方など、皆さん、私より実は覚えるスピードが早かったです。(^^ゞ だから、みんな自信持ってタティング始めちゃって~!どんどんいっちゃって~!そんでもって、次は南関東オフだぁ!!(笑) せっかくの機会なので(?)タティングを始める際の情報をまとめておきます。余計なお世話かもしれないけど。 道具:シャトル、レース用かぎ針、はさみ、クロスステッチ用の針、参考書 材料:レース糸 これだけあれば出来ますよ。しかもどこでも。電車だってOKだよ。病院とか銀行とかも。私は帰省のお供にしてます。新幹線とかで、ね。 で、順番に説明。 ◆シャトル タティングに使う専用の道具。先が尖ったものと、丸いものがありますが、尖っている方が間違いをほどくのに便利。ただし、慣れないうちは手をブッッッ刺したりして危険です。また小さいお子さんがそばにいる際はくれぐれも気をつけてくださいね。 国産ではクロバーから下記のようなものが発売されています。 茶色のべっ甲色(?)の2個セット(角付)。黄色いべっ甲色(?)の2個セット(角なし)。カラー5色セット(角付)。フローラルカラー5色セット(角付)。 個人的には角なしのタイプだけ、シャトル本体が少し柔らかいような気がします。私にとっては使いにくく感じるのでいつも角付を使っています。 いつも私が購入するのはネットです。ポイントサイトでポイントを集めているという事情により(笑)、使うお店はだいたい決まっています。もちろん他にもあると思いますので探してみてください。 柳屋さん、山久さん など… またその他にも道具や糸、書籍などたくさん扱っているところ。 ドヰ手芸さん、アトリエシシカスさん など… ◆レース用かぎ針 お持ちの方はそれをお使いください。号数は使用する糸によると思いますが、厳密に何号でなければいけないというものではありません。ちょいっ!とレース糸をひっかけて手前に取り出すことができればそれでOKです。 ・・・というわけで私は100均の3本セットのものを使ってます。 ◆はさみ 糸を切るのに使うだけですので、切れればなんでもOKです。やっぱり私は100均の手芸ハサミです。(^^; ◆クロスステッチ用の針 モチーフを作り終わった後、糸処理をする必要があります。 ボンドでとめて糸を切る、というやり方もありますし、モチーフの中に編み込んでしまうやり方もありますが、私は針に糸を通して縫い込むようにしています。 ◆参考書 現在手に入る和書はそんなに多くはありません。図書館の蔵書を調べるか、大きな本屋さんに行くか、ネットで取り寄せるか・・・。私自身はかなりの本をamazonで購入しました。和書が数少ないため、洋書を取り寄せるのにamazonはとても便利です。 最初の一歩としておすすめな本はこちら。 タティングレース 新しい世界 聖光院 有彩 (著) 聖光院氏の本はもう一冊あります。どちらも詳細なカラー写真で「タティングのやり方そのもの」を紹介しているので独学するのに最適です。 特にこの本は先月、再版されたばかりなので入手しやすいと思います。 その他にも素敵な本はたくさんありますが、記事が長くなりすぎるので割愛します。よかったら過去記事をご覧下さいね。 ⇒ ★★★記事を書いた当時、持っていた本の9割を紹介しています。 え?現在のタティング本の手持ち?・・・ふふっ。(^^ゞ ◆レース糸 まず最初に練習するのは20番レース糸が扱いやすいです。糸が芯糸のまわりを囲むようにポコッと移動した感じが分かりやすいからです。 20番にはふわっとした感じの独特の良さがありますが、少し慣れてくると40番の繊細さを求めるようになると思います。これくらいになると、タティングらしさを堪能できて楽しくなってくるでしょう。 もちろんその先にいくらでも細い糸がありますのでお好みでどうぞ♪

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2013年 52号読み切り 観寺風貴『半見開き昔話』 『明るい人』や『半見開き漫画』の観寺風貴さんが代原ではなく正式にジャンプ本誌に載りました。観寺風貴さんは第3回Gカップにて『半見開き漫画』でFカップ賞を受賞しジャンプNEXTにてデビューし赤塚賞で最終選考に残った『明るい人』がワンピースの代原で本紙にも載りました。 その後『半見開き童話』が赤塚賞にて佳作を受賞し今回は新作読みきりが載る事になったようです。 恩返しに来た鶴。やたらお爺さんにだけ冷たいです。 エロ一寸法師。小さいせいかなんか色々許されてます。 エロ金太郎。金太郎を性転換しただけですがそれだけで随分とエロい話になりました。 嫁入りする鼠。なんか無駄にエロいです。 作者紹介ページで一寸法師と比較用ゴールデンハムスターに言い寄られてる所も可愛いです。 照れる雪女。 個人的には赤塚賞で佳作を受賞した『半見開き童話』の紹介カットに出てたロバミーミ・ウマイヤー7世(10)の登場に期待してたんですが日本昔話縛りのためか今回は出てきませんでした。残念。連載の時に出てくるかもしれませんのでそれに期待しておきましょう。 食戟のソーマ 火花を散らす薙切アリスとえなり様の秘書の人。秘書の人も最近じゃあすっかり強者っぽい感じです。部下キャラを強そうに描写することで上司に相当するキャラがより強く見えるというフリーザ様みたいな演出です。 そして秘書の人をライバル視する貞塚ナオ。怪しさ満点ですがちゃんとコック帽被ってる辺りはなんかシュールです。 チャイナドレスで登場し田所ちゃんと因縁があるようなないような北条美代子。エロチャイナドレスで登場で中華料理キャラって事をアピールです。 重そうな鍋をも力強く振る北条美代子。 食戟のソーマ 4 (ジャンプコミックス) ハイキュー!! 今週の清水潔子さんとか色々! ビビる清水潔子さん。 ヒヤヒヤする清水潔子さん。 再びビビる清水潔子さん。 驚く清水潔子さん。 ホッとする清水潔子さん。 ハイキュー!! 8 (ジャンプコミックス) 斉木楠雄のΨ難 調子こいてる照橋さん。 ドン引きしてる照橋さん。 手繋がれてドキドキな照橋さん。 恋のキューピット焼野原塵 塵に肩車されてる誓いの門。 人の金でカレー食いまくるユリ子ちゃん。 ユリ子ちゃん顔アップ。 ユリ子ちゃん顔アップ2.なんか可愛い女の子の絵を描くの急激に上手くなってる気がします。 週刊少年ジャンプを定期購読 今週のオマケ 中華鍋を素手で振る北条美代子。

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 養老孟司さんと阿川佐和子さんの対談集の紹介である。 タイトルは『男女(オスメス)の怪』という。  ちょっと前に、キーブーさんがこの本を紹介した記事「カラスの目を借りたいなぁ」を読んで面白いと思っていたのだが、ブック・オフに寄った時にあったので手に入れた。 いやあ、面白かった。 男女の不思議というより生物としてのオス・メスの不思議について、というか脳から見た生物としての男女の違いや、その行動の不思議について、あるいは人間そのものの不思議さについて、二人が丁々発止、縦横無尽に語り合っている。  養老さんが「はじめに」でこんなことを書いている。 <男と女は私は苦手(にがて)で、どちらかというと、オスとメスの話になってしまう。いま調べているヒゲボソゾウムシは、オスは種の区別がつくが、メスはむずかしい。メスは普遍性があって、どこでも通用するようにできているが、オスはもっぱらその種に特有の形をとる。オスはもともとオタクにできているんじゃないかと思う。それを人前に引き出すのは、女性の仕事である。そんなこと、知らんと言われそうだが。>  さて、この本では普遍性があるという女性である阿川さんが、男性である養老さんのオタク部分を引き出せるのかどうか、興味が高まるのである。  目次を読めば、どんな話題について語られているか一目瞭然なので、書いてみる。  はじめに ―― 養老孟司1 恋愛は病気、結婚は契約? ―― 男と女の愛の壁 女性のカラダを女性が知らない/イブの肋骨(ろっこつ)からアダムができた/哺乳類のオスは一匹いれば用が足りる!?/女は実体、男は現象?/男はロマンをつくる生き物/恋愛という「病気」は結婚させればすぐ治る!?/結婚しない人はなぜ増えているのか/「男女七歳にして席を同じうせず」は男を保護するシステム2 なぜ女は男より強くてたくましいのか ―― 男と女の性格の壁 女性の地位は都市化するほど低くなる/子どもを育てるのは稲を育てるのと同じ/キャリア女性には出産・子育てはタブー/女はどうして「怖くてうるさい」のか/結局、身近な異性と同じタイプを好きになる?/結婚はある程度大人じゃないとうまくいかない/女のほうが男より立ち直りが早い?/男が女に合わせるほうがうまくいく3 男はどうしてデリケートで口下手なのか ―― 男と女の言葉の壁 父親にさよならを言いそびれた/男のほうが女より繊細で「いい子」?/「おばさん力」が世の中を変える/なぜ男は女より口下手なのか/言葉=情報は止まっている/脳と言葉の関係は細胞と遺伝子の関係と同じ/「愛してます」なんて簡単に言っちゃいけない/都会ではおしゃべりな男がモテる4 ヒトがポルノグラフィーに興奮する理由(わけ) ―― 男と女の美意識の壁 カブトムシのオスにはなぜ角があるのか/美男美女とは実は「平均顔」のこと!?/y=axのaが好き嫌い?/ポルノグラフィーを見て興奮するのは脳/人と人は直接わかり合える?/フェロモンの香水に効果はあるか/ポジティブ・フィードバックが恋愛を盛りあげる!?/更年期があるのは人間とクジラだけ/人間は一年中繁殖期5 男の乳房は何の役に立つのか ―― 男と女の遺伝子の壁 人体でいちばん役に立たないものは何か?/虫はメスだけでも子孫を残せる!?/ペニスが変わると種が変わる/虫好きには男が多い/蚊に刺されるとなぜ痒(かゆ)くなるのか/カラスのオスとメスは色が違うかもしれない?6 「愛」という言葉と無思想の思想 ―― 男と女のバカの壁 「愛」にはふたつの意味がある/基本的に愛は無償の行為/日本は無宗教という宗教の国/西洋では宗教と科学は同根/「無思想の思想」が平和を生む?/思想は世間に干渉してはいけない/無思想を貫けば思想になる7 日本人に個性はいらない ―― 男と女の脳の壁 脳味噌の発達が無意識の邪魔をする/日本には「個人」という概念はない/「わたくし」は明治以降に西洋から輸入された/「イエス、バット」の思想/言葉が思考を規定する/都会は個人の感覚と体験を普遍化する/「同じ」の世界から「違う」の世界へ/人間は考えたことを現実のものとしていく おわりに ―― 阿川佐和子  さて、何か所か引用しておく。前後がないと、ちょっとわかりにくいかもしれない。それもまた面白いかもしれないと思って、書いちゃう(^^ゞ。 養老 僕、さっきお話に出てきた多田富雄さんの言ったことで一番印象的なのは「女は実体だが、男は現象だ」という言葉。阿川 男は現象?養老 うん、陽炎(かげろう)みたいなものだと。阿川 そうすると、オスの役割はひとつだけですか。養老 そう、種付けだけ。阿川 それだけ?(笑) 阿川 永六輔(えいろくすけ)さんのお話によると、伴侶(はんりょ)が死んで残されたほうがどれぐらい生きるかと言ったら、旦那(だんな)が残った場合は平均五年、奥さんが残った場合は平均二十年なんですって。養老 女の人は旦那がいる、いないは関係ないんですよ。そもそも平均寿命が違うし。阿川 まぁね。でも、女性のほうがインディビジュアル、つまり自立しているんですね。養老 そうですよ。だって、実体だもん。阿川 じぁあ、男性は何を生き甲斐(がい)にしてるんですか。養老 ねえ(笑)阿川 ねえって(笑)。虫に夢中になったりしてるでしょうが。養老 だから、ロマンをつくる。佐藤優(さとうまさる)じゃないけど、ホントにロマンチストで、それぞれのロマンをつくってる。阿川 佐藤優さんってマスコミに「鈴木宗男(すずきむねお)の意向を受けて外務省を陰で操(あやつ)るラスプーチン」と言われて、その後逮捕されちゃった外務省の方のこと?養老 そう。あの人が書いた『国家の罠(わな) 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)のおもしろさは、実体はどうだとか、国家がこうだという話じゃなくて、いい年した男が本気でロシアと友好関係を結んで、新しい日本の外交をつくろうと思ってるところですよ。それで、自分がやってきたことをストーリーに組みあげる。それが男の生き方なんだよ。阿川 ストーリーを組みあげたり分析したりする能力には敬意を表しますが、そこに夢中になってるロマンについては何かね……。養老 そう?阿川 オスはそこで文化を生みだしてるとは思いますけど。養老 文化か何かわかんないけど、男ってそういうもんでしょ?阿川 女性に対してロマンを感じるということは?養老 そういう男もいるよね。そうすると、えらいたいへんなことになる(笑)。阿川 たいへんなことになっても、懲(こ)りない人もいますよね。渡辺淳一(わたなべじゅんいち)さんの恋愛遍歴について、お母さまが「息子は病気ではありません。病気は治(なお)りますけれども、息子はなおりません」っておっしゃったそうですけど(笑)。 阿川 どんなに情熱的な「恋愛病」でも、結婚させればすぐ治ると。養老 うん。阿川 私みたいにずっと結婚しないっていうのは、何なんでしょうね。養老 今、結婚しない人が増えているでしょう。それは社会制度としての結婚の意味がなくなってきてる、崩(くず)れちゃってるからなんです。それに関連して大きな問題だなあと思うのは、社会契約というのがものすごく希薄になってること。阿川 それは感じますね。養老 本来、社会契約の基本は結婚だったんです。赤の他人が一生連れ添うっていう約束。儒教(じゅきょう)ではそれを「夫婦は人倫の基本」と言う。阿川 ジンリンというのは人の道?養老 そう、人の倫理。いきなり「夫婦は人倫の基本だ」なんていわれてもわからないでしょう?阿川 ピンと来ませんね。養老 僕も若いときにそれを読んでわからなかった。何が夫婦は人倫の基本だ、年中喧嘩(けんか)ばっかりしてるし、人倫とどういう関係があるんだと思ったけど(笑)、この年になるとさすがに結婚というのは契約関係の基本なんだなと思うようになりましたね。 養老 出生率が下がるのも都市化の典型なんです。都市化すると、子どもみたいな自然のものを扱うのが下手くそになる。しかも、扱うことに価値がなくなるんですよ。都会の人には自然を尊ぶという態度はありませんからね。自然は利用するものだから。阿川 新しい命を育てる能力がないってことですか。養老 子どもって、設計図があってこういう子どもにしようというわけにはいかない。子どもの都合でできていっちゃう。都会の人はそんなものは扱ったことがないんですよ。阿川 ふーん。養老 百姓やってりゃあ、子どもを育てるのは稲を育てるのと同じだとわかるはずなんですけどね。稲っていうのは肥料をいっぱいやればたくさん実るかっていったら、そうはいかない。やりすぎたら枯れちゃう。都会の人はそういう塩梅(あんばい)が面倒臭いんでしょう。阿川 マニュアル通りにいかないところが。養老 都会の人はああすればこうなるって決まってることはできるけれども、どうなるかわからないことはいちばん苦手(にがて)なんですよ。百姓は一生懸命米をつくっても、冷害になったら一粒もとれなくて、「今まであんなに働いたのは何だったんだよ」となることもあるでしょう。都会の人が「そんな生活はできない」っていうのは当たり前ですよ。阿川 一生懸命働いたのに、実りのない結果になるのは嫌(いや)だと。養老 そうやって予想をつけていくと、子育てというのは設計図どおりにいかないということに気がついて、「じゃあ、子どもを育てるのはやめようか」となりますよね。阿川 なるかなあ。養老 僕はそう思ってる。 養老 昔は「努力・辛抱(しんぼう)・根性」って言ったんですけどね。それは、わざわざ決意してつくるもんじゃなくて、自然とつきあってると必然的にそうなったんですよ。田んぼで稲をつくっているから。阿川 農作業を通じて培(つちか)われた。養老 さんざん準備して、育ちあがるまで、イナゴがつかないかとか雑草が生(は)えないかとか何ヵ月も見てなきゃいけない。子育てと同じで、「手入れ」が必要なんですよね。その手入れがなくなると、努力・辛抱・根性っていう性格が消えていっちゃうんです。阿川 日本が都市化するとともに消えてしまった。養老 だけど、いちばん注意しなきゃいけないのは、都会は都会だけじゃ生きられない、裏に必ず田舎がなきゃ生きられないんだということです。今の日本人は中国人が畑で働いてつくった野菜食って生きてるわけでしょう。阿川 はい。養老 都会の人は畑で働いているのは田舎もんだ、私にはそんなことはできないと思ってるでしょう。できないのはいいけど、それを誰かがやらなければ食えないだよっていうことを、どこで教えるかなんですよ。阿川 それで、養老さんは都会の人に田舎暮らしをしろと、参勤交代(さんきんこうたい)を勧(すす)めていらっしゃるわけですね。 <後記>さて、1回で終わろうと思ったんですが、終わりそうもありません。これでも、紹介したいところを相当割愛してるんですけどねえ。 ということで、次回に続きます。 もう、うんざりという方は、次回はスルーしてください(^^ゞ。

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この1週間、夏休みでした ということで、月曜日~水曜日に西へ遠征してきました。まず、月曜日はUSJ。ウォーター・サプライズ・パーティとか、バイオハザードとか人気があるようですけど、そういうのは興味が無くて、私の楽しみは4Kスパイダーマン シングルライダーで30分強くらいの待ち時間で乗れました。とにかくキレイ 細かく書き込まれててスゴイです。まだ見てない人に、自信を持って勧められますわ。 でも、この日は天気がイマイチでしたね。ミックス・ザ・ワールド・ツアー。この回はシンガーが白人の方一人だけ。アフリカの歌はどうするんだろうと気になりながら見ていると、録音されている歌が流れたのでした。たまにしか行かないのに、レアなものが見られてラッキーでした。 マジカル・ミュージック・ボックスはウィッチくん。この写真を撮ってる頃に雨が降ってきまして、途中で終わっちゃいました 海軍掃討作戦。2回続けて見ました。 ワンピースを全く分かっていないのですけど、こういったキャラクターが出演するってことなんですね ショー自体は、ワンピースを全く分かってなくても十分楽しめるコントでした USJへ行く前に、これだけは見ておきたいと予習しておいた、たしぎ大佐 再び、ミックス・ザ・ワールド・ツアー。モコちゃん。USJからピューロランドに移った小森谷美香さんもニックネームが「もこちゃん」ですが、小森谷さんがUSJでは何と呼ばれていたのか気になりまする。 カフェちゃんの妹らしいミルクちゃん。 再び、海軍掃討作戦。先ほど予習できているので今回は、たしぎ大佐の出演回だけ鑑賞 カッコイイたしぎ大佐。 オモロイたしぎ大佐。 たしぎ大佐は可愛いけども、たーぼう的には、このお兄さんを久し振りに見られたのがウレシかったですわ 三度ミックス・ザ・ワールド・ツアー。 リアル・スパイダーマン。腹筋の割れ方が素晴らしい 最後に、4度目のミックス・ザ・ワールド・ツアー。

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10月29日に太田淑子が亡くなっていたという。心不全。89歳。『ジャングル大帝』のレオ、『リボンの騎士』のサファイア、『ひみつのアッコちゃん』のアッコ、『ヤッターマン』のガンちゃん、『一発貫太くん』の貫太。実に錚々たるキャリア。日本テレビ版『ドラえもん』ののび太もこの人だったのね。『タイムボカン』の丹平も。なんと『クレクレタコラ』のタコラも! 今月1日にはマルコム・ドームが。死因は不明。66歳。輸入盤のライナーノーツとかでよく名前を目にする有名な音楽ライター…なんていうヌルい認識で、この人こそ”スラッシュ・メタル”の命名者だったというのは、実は訃報に接して初めて知った次第。ジャンル名の生みの親だなんて、凄いな。 マルコム・ドームと同じ1日、エメット・チャップマンも。長らく癌を患っていたとのこと。85歳。あのチャップマン・スティックの生みの親。80年代にトニー・レヴィンの演奏する写真を見て、「なんだこりゃ?」と思ったのを思い出す。で、チャップマン氏って60年代にはティム・バックリーのバックとかやってたのね。 8日にはマッハ隼人(初代)こと肥後繁久。死因は不明。70歳。国際プロレスの人というイメージが強かったが、実際には約2年しかいなかったんだな。UWFに行かなかったらレスラー生命はもっと長かったのでは、と思うものの、メキシコでデビューし、デビル紫と並んでタイガーマスクよりも前に軽量級の覆面レスラーとして日本マット界で活躍するなど、常にチャレンジの人であった。2代目が登場したのも、彼の存在がリスペクトされていたからだろう。デビル紫も既に亡い。 しばらく前にこのブログでも大腸癌の闘病中と伝えた”手数王”菅沼孝三は、マッハ隼人と同じ8日に逝ってしまった。62歳。ダメだったか…。俺だけでなくこのブログを御覧の皆様なら日本のプログレ界きっての剛腕、というイメージが強いと思うが、プロフェッショナルなドラマーとして稲垣潤一、CHAGE and ASKA、織田哲郎、工藤静香、谷村新司、吉川晃司etc…と八面六臂の活躍。プロとしてのデビュー以降、演歌の仕事も数知れずという。 9日には瀬戸内寂聴が亡くなっていたという。心不全。(つまりは老衰ということだろう)99歳。尼御前、100歳まで生きると思ってたんだけどな…。しかし晩年も酒を飲み肉を食らう生活だったらしい。小説は『いよよ華やぐ』ぐらいしか読んだことがないのだが、エッセイは大好きだった。 11日にグレアム・エッジが。癌だったとのこと。80歳。THE MOODY BLUESのドラマー。ジャスティン・ヘイワードは、2018年にグレアムが引退した時にMOODY BLUESは終わった、という旨の発言をしている。ジャスティンにMOODY BLUESとして活動を続ける気がないらしい、という話は以前このブログで書いた気がするが、実際MOODY BLUESが今後存続することはないのだろう。バンドのボトムがいなくなっただけではなく、上モノの要だったフルート奏者レイ・トーマスも3年前にあっちに逝っている。 そしてグレアム・エッジと同じ11日に、ジョン・グッドソール。死因は不明ながら、肺炎だったという話も。68歳。BRAND Xのギタリスト。ビル・ブルーフォードの『FEELS GOOD TO ME』(1978年)にも参加。ATOMIC ROOSTERの『NICE ‘N’ GREASY』(73年)で弾いていた”ジョニー・マンダラ”も、この人だった。 菅沼孝三が62歳、瀬戸内寂聴が99歳。37歳も開いている。俺は62歳まで生きる自信もないが…。ともあれ御冥福をお祈りします。

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弓を使って矢を目的の的方向に飛ばすためには、実に多くの要素が必要である。アチェリー(洋弓)は、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ離せば真っ直ぐ矢が飛ぶ。だが、日本の弓(和弓)は、真っ直ぐ引いて真っ直ぐ離すと矢が右方向にそれて飛ぶ。それは、弓の構造に違いがあることに起因している。 洋弓と和弓を比較したときに形状上の大きな違いは、弓の長さが違うことと、握りの位置が洋弓は中央部で和弓は下から三分の一と違う。矢を番えたときの弦の位置が洋弓は弓の中央にあり和弓は弓の右端にあることが、構造上の大きな違いである。 洋弓では、弓の左側面が大きくくり貫かれていて、矢を弓の左側に置いて、弓の中心にある弦に矢を番える。したがって、弓の中心に矢があるから真っ直ぐ引いて真っ直ぐ離せば、真っ直ぐ矢が飛ぶ。だが、少しでも弓をひねる力が加わると、矢がねらった所には真っ直ぐに飛ばない。したがって、洋弓では「ベタ押し」の手の内で射ることが最適な技法である。 和弓の場合は、矢を弓の右側に接するように番える。弓の構造上により弦の位置が弓の中心線より右(入木弓)であるため、矢が弓の右側にある。その為に真っ直ぐ引いて真っ直ぐ離せば、矢は右方向に飛んで行くことになる。これは、弦が中心線よりも右にある為に、引分けるにしたがって弓が右回りにねじられる力が働き、そのまま真っ直ぐ引いて真っ直ぐ離せば、矢は右にそれて飛ぶことになる。 和弓では、その引分けるにしたがって弓が右回りにねじられる力と、拮抗するように角見の力を働かせることで、右方向に飛んで行く矢に修整する力が作用し、的方向へ矢が真っ直ぐ飛ぶことになる。したがって、和弓では「角見の働き」が作用する手の内で射る。その角見を働かせる技が、和弓では必須条件となる。 和弓では、角見を働かせることが必須条件であることから、初心者はその技法を習うのだが、先生や先輩の多くは、『弓の右角(図の①)が角見であるから、親指の内側(図の②)で弓の右角を押せ!』と、指導する。また、会で『弓をねじれ!』とか、『ひねれ!』などと言って教えているのを観掛ける。 養心は、初期の段階で「弓と矢の持ち方」を教えるときから、手首にある親指の関節(図の③)を伸ばしながら虎口を弓に押し付けることを教え。巻藁指導の段階では、『離れは肩根からの力を使いながら手首の親指関節(図の③)を的に向かって伸ばして離しなさい。離れた後は弓をシッカリと握りなさい。』と指導し、「角見」のことについては一切ふれないで初心者に教えている。 角見のことを、図の①とか②の場所であると教えてしまうと、多くの初心者は弓を押す意識が、手先の力ばかりを強く用いてしまう弊害が出るからである。 和弓は、手の内を小さく整えて、虎口で弓を受けて、両肩関節(肩甲骨と鎖骨と上腕骨)の筋力を使って、上腕の下筋から力を手首の親指関節(図の③)へ伸長させることで、結果として角見の力が作用して、矢が真っ直ぐ飛ぶのである。 角見の力の作用と、弦が張り顔まで戻ってくる力の惰性が重なって、その力が「弓返り」を生み出すことに起因している。手先の小細工的な力を使って弓を操る技での、「弓返り」や的中を得る射技は、「あて射」とか「あて弓」などと云われて、戒められている。

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昭和59年3月3日、函館港を2時40分に出航した170便「摩周丸」は、旅客を乗せていない貨物便として航海中に、船橋下の船長室と事務長室の間にあった石油缶3つに火がつき船内火災が発生、乗組員3名が死亡した。この石油缶は、いつもは煙突の方に置いてあったとか、当時の国鉄の労使関係が原因ではないかとか、過激派グループの破壊活動ではないかとか、放火説や失火説等いろいろと憶測され、国会でも取り上げられたが、結局真相は分からず、原因不明とされたのである。 ●現在、函館港に係留されている国鉄青函連絡船「摩周丸」

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